9/9(木) 物理(第1回)

 

〜抵抗値を変える条件〜

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電子の動きと電子の速さの変化の様子


[マクロ] V=R I

[ミクロ] V=(2m/q^2 n Δt) (l/s) I 

①形状因子

長いほど, 細いほど抵抗は大きくなる。

②素材因子

R=(2m/q^2 n Δt) (l/s)よりRは n, Δtに反比例している。

つまり,密度(n)が大きいと抵抗が大きくなる。

電子にすぐぶつかると流れにくい。(=抵抗大きい)

③外的要因

温度,圧力,磁場など

 

〜金属・非金属の抵抗の変化〜

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Δtの変化に伴う電子の速度低下の関係


ρ(抵抗率)=2m/q^2 n Δt とおくと,

①金属の場合, Δtが小さくなる時, ρは大きくなる。

②非金属の場合, 密度(n)が激増するためΔtが小さくなったとしても打ち消されるのでρは小さくなる。